RISC命令セットプログラムのVLIW命令セットプログラムへの変換
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概要
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計算機の性能に対する要求は日々高まるばかりであり、それに応えるべく、計算機の技術は多様な進歩を続けている。RISCプロセッサはパイプライン化によって、1サイクルあたり1命令に近い性能を実現し、さらにスーパースケーラ化によって、1サイクルあたり2〜3命令を実現したが、動的な並列性の検出は、ハードウェアを複雑にし、クロックサイクルの低下、コストの増大、開発サイクルの遅れなどの原因となりうる。それに対しVLIW(Very Long Instuction Word)は、比較的シンプルなハードウェアで、高い並列性を実現できるが、従来のアーキテクチャとのバイナリ互換がないことが、大きな問題とされている。そこでRISC命令セットプログラムをVLIW命令セットプログラムに変換するトランスレータを設計し、その効果を検証したものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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