同期モデルに基づく自動並列化コンパイラにおけるタスクスケジューリング方式
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概要
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一般に、ある問題を解くプログラムを並列化する場合、データ並列性の抽出が不可欠とされる。しかし、問題自体がデータ並列性に乏しい場合や、データ並列性はあってもプロセッサ集合ヘの全体的なマッピングが行なえない場合など、各プロセッサの利用率が低下する傾向にあることが指摘されている。このような状況に際し、現在のタスクを割り当てられていないプロセッサに異なるタスクをスケジューリングすることで、利用率の向上が見込める。本稿では、特に分散メモリの並列計算環境におけるタスクの自動並列化について考察し、自動並列化コンパイラlog cにおけるタスクスケジューリング方式について示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-08-21
著者
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