ソフトウェア開発におけるメトリックス環境
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概要
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ソフトウェア・メトリックス(以下,メトリックスと略称)とは,ソフトウェア生産活動とソフトウェア自身の一般的な性質に関する計量化(定量化)である.その目的は,ソフトウェア生産の客観的な認識のほかに,ソフトウェア生産活動の制御を行い,ソフトウェアの生産性と品質を効率的に向上させることにある.今日まで多くのメトリックスが提案されてきたが,・必要なデータの収集およびその分析が煩雑である.・広く一般に適用できるメトリックスがない.・メトリックスを用いることにより得られる恩恵が明白でない.といった理由から,広く認められたり普及しているものがほとんどないのが現状である.本稿では,こうした問題点を解決し,ソフトウェアの開発過程において,その生産性と品質の向上にメトリックスが利用できる環境について考察する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
-
鳥居 宏次
大阪大学基礎工学部
-
杉山 裕二
大阪大学基礎工学部
-
大西 諭
大阪大学基礎工学部
-
松本 健一
大阪大学基礎工学部
-
大西 諭
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
-
杉山 裕二
大阪大学基礎工学部情報工学科
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