タスク結合によるタスク実行の効率化とタスクスケジューリング

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
計算機システムの利用用途は、単一タスク処理から複合的な処理へと拡大している。種々の関連するタスクを効率良く処理することが重要である。タスクを知的に、迅速に、効果的に実行するには、タスクの実行状態に応じて、また新規に発生するタスクの特性に合せて、タスクの実行環境を整備し、タスクを実行・制御しなければならない。例えば、人間の賢い秘書は関連する要求を同時的、また、連続的に処理し、要求の内容に応じて適切な手順を計画して、要領良く柔軟に様々な仕事に対処している。本稿では、次々に発生する複数の要求をその内容に応じて実行単位となるタスクを生成し、かつ関連するタスクを総合的、効率的に実行するための制御システムを報告する。特に、処理内容として類似する異なったタスク群をタスク結合機構の下に一緒に処理するための方法について言及する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-03-06

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク