音楽データベースにおける感性検索の試み

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概要

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音楽データベースから曲を検索する方法としていくつかあげられる。アーティスト名、アルバム名、曲名などで検索する方法、または曲名などが未知の場合に曲の旋律の一部分をハミングで与えて検索する方法などがある。しかし、これらの方法ではその曲について、自分が何か情報を所有している必要がある。ここでは、そのような情報を与えるのではなく、例えば「明るい曲が聴きたい」などシステムを使用する人の必要とする感性に合う曲を検索する方法について述べる。我々が曲から受ける感じ(イメージ)を決める要因は旋律、リズム、演奏形態、演奏者などが考えられるが、その中でも旋律が大きな役割を果たしている。そこで本研究では、検索には音響(音声)データを一切使わず、楽譜に表記されている符号化された旋律情報のみを用いるシステムを考える。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-03-06

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