南西諸島の土壌から分離したPythium菌の種と分布
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概要
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南西諸島の土壌に生息するPythium菌を, キュウリ種子などによる捕捉法と直接接種法を用いて分離し, 種と分布を調査した。供試した21カ所の土壌から計207菌株, 1試料当たり1〜6種のPythium菌を分離し, H-Zs(糸状胞子嚢から遊走子を形成するが, 生殖器官は未形成の一群)を含む14種に分類・同定した。最も多く分離されたのは, P.aphanidermatum, 次いでP.sylvaticum, P.vexans, P.delienseなどであった。
- 日本植物病理学会の論文
- 1989-07-25
著者
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