アミノ酸代謝拮抗物質による植物病害防除 : 第1報 化学構造とナシ黒斑病防除効果
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概要
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Diverse amino acid antagonists (AAA) were investigated for control of black spot of Japanese pear caused by Alternaria kikuchiana. Inhibitory action of the AAA to fungus spore germination was rather weak. However, some of AAA induced abnormality or exhibited inhibitory action to the germ tube elongation. Control effect of known AAA, Eth derivatives, 2-amino-4-(ethylthio) butyronitryl (AETB) and its six kinds of salts on black spot of Japanese pear on the young trees grown in pots was studied under greenhouse conditions. The disease was effectively controlled by DL-ethionine (Eth) and DL-m-fluorophenylalanine (FPA) among known AAA. In a series of Eth alkyl esters of 1 to 5 carbon atoms controlled the disease without phytotoxicity, but any with alkyl group more than 6 carbon atoms, particularly n-nonyl ester, was less effective and phytotoxic. Eth Cu salt (Eth Cu) controlled the disease better than those of Zn and Mn salts. AETB was effective, but its salts less effective. In a Japanese pear orchard, 1000 ppm solution of Eth, FPA, methy, ethyl and propyl esters of Eth, and Eth Cu were sprayed nine times at 10 to 14 days intervlas from May to August in 1968. All the compounds were effective for control of the disease development without phytotoxicity on leaves, fruits and whole of the trees. The best results were obtained by the treatment with Eth ethyl ester and Eth Cu.
- 日本植物病理学会の論文
- 1974-06-25
著者
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