わが国におけるオンライン・データベースの利用実態
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概要
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本稿は。企業体資料室を主な対象として,オンライン・データベース・サービスの利用実態を明らかにするものである。59機関121人からよせられたアンケート調査結果にもとづいて,次の点が明らかにされた。(a) JOIS,DIALOGの利用度は非常に高い:(b) CHEMICAL ABSTRACTS,JICST理工学,生物医学系データベースの利用度がずばぬけて高い:(c) 情報伸介者のシステム利用頻度はおおむね毎日〜週2,3回であるのに対し,末端利用者は主として月2,3回〜月1回である:(d) 1検索あたりの平均端末使用時間は,11〜15分であるが,JOISの平均使用時間はDIALOGに比べ低い傾向にある:(e) 1検索あたりオンライン・サービ又提供者から請求される料金の平均は5,000円台が最も多い:(f) オンライン・サービスの直接的な利用者に対する料金の徴収は,ほぼ42%の企業体で行なわれており,その形態は所属部署から徴収する場合が多い:(g) 仲介者の役割は高く評価されている。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1982-10-01
著者
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細野 公男
慶應義塾大学 文学研究科
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細野 公男
慶應義塾大学
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石井 弘
慶應義塾大学大学院文学研究科図書館情報学専攻
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細野 公男
慶應義塾大学文学部図書館・情報学科
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酒井 理恵
野村総合研究所情報開発部データバンク室
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三輪 真木子
筑波大学学術情報処理センター
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武井 美和子
紀伊國屋書店国際情報部ASK課
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