ビヘイビアパターンに基づくモバイルエージェントシステム開発手法
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概要
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インターネットやイントラネットといった広域開放型ネットワーク環境が発展するのにともない,変化が激しく,多種多様な要求が与えられるような分散システムへの需要がますます高まりつつある.そのようなシステム構築のための基盤技術として,エージェントが期待されている.エージェントとは,自律性・移動性・知性・協調性・即応性といった特徴により,環境の変化や多種多様な要求に対応するソフトウェアである.しかし,エージェントシステムは開発方法論が整備されていないために,一般に普及するには至っていない.本論文では,ビヘイビアパターンと呼ばれる,エージェントの典型的な振舞いを示す概念に基づいた,モバイルエージェントシステムの開発手法を提案する.本手法により,開発者はエージェントの複雑な動作を,ビヘイビアパターンを組み合わせたアーキテクチャとして整理することにより,システム設計を効率的に行うことが可能となる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-12-15
著者
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田原 康之
電気通信大学大学院情報システム学研究科
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大須賀 昭彦
株式会社東芝研究開発センター
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本位田 真一
株式会社東芝研究開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
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田原 康之
National Institute of Informatics
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大須賀 昭彦
株式会社東芝
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田原 康之
株式会社東芝
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