変形ルールと禁則ルールを用いた片仮名の表記ゆらぎの解消法
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概要
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外来語はローマ字読みや発音を元にした読みを片仮名で表されるため,語によっては多くの表記ができてしまう.文字列から文字列への変形ルールを使った表記ゆらぎ解消方法では,変形の過程で生成される表記数が非常に膨大になる.そこで,あり得ない文字列を禁則ルールとして利用することによりこの問題を解決できることを示す.EDR辞書インタフェースを使用して評価した結果,93個の変形ルールと4種類の禁則ルールを用いることにより,(1)辞書中の片仮名の登録語を1/3に削減できること,(2)変形ルールの適用は平均1.1回ですむこと,(3)変形の過程で生成される表記は最大262,平均4.9であることがわかり,本方式の有効性が立証できた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-11-15
著者
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