要求絞り込みのための知識収集の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
われわれが提唱している情報提供システム「知識プロバイダ」の機能のひとつとして, 利用者と対話を行ない, 漠然とした要求をより具体的なものにすることを助ける機能がある. この機能の実現のために必要となる知識のうち, われわれが選択項目と呼んでいるものについて, その収集方法を検討した. 選択項目には人が無意識のうちに考慮するものも含まれているので, 意識下の知識を引き出すトリガとして否定理由の回答を強要する状況を設定した. この状況設定に基づく「否定的回答のアンケート」を提案し, 実際にアンケート調査を行なった. そして, 得られた選択項目について分析を行ない, 「知識プロバイダ」の持つべき知識や機能について検討した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-01-19
著者
-
飯田 敏幸
NTT(株)コミュニケーション科学研究所
-
牧野 俊朗
NTT(株)コミュニケーション科学研究所
-
牧野 俊朗
Ntt(株)コミュニケーション科学基礎研究所
-
平 博順
NTT(株)コミュニケーション科学研究所
関連論文
- 情報検索のための3Dインタフェース
- 知識プロバイダの提案 : 情報検索から知識創生へ
- 想起型情報検索システムの基本構想
- 想起型情報検索方式の提案
- 漢字構成要素の指定による難読漢字の入力方法
- 時間表現に着目した粒度変化表示ツール
- 同調行動を再現する意思決定モデル
- 量的な判断常識を備えた人工知能 : 質問文理解
- 変形ルールと禁則ルールを用いた片仮名の表記ゆらぎの解消法
- ユーザ要求を反映した数値データ可視化手法
- 知識プロバイダにおける意味理解手法
- 意図推定に有用なユーザ情報の分析
- 要求絞り込みのための知識収集の検討
- 知識プロバイダにおける意図理解法
- 粒度を考慮した時間表現の選択
- 仮説レベルを用いた物概念知識の獲得・修正手法
- 文脈含意に基づく推論知識選択手法
- 「関連性」を用いた推論手法
- 量的な判断常識を備えた人工知能 : 事例に基づく知識修正手法
- 主張を反映した時系列データのグラフ表示
- 時間表現に基づく意図理解のための一考察
- エキスパートシステム成功の鍵