発生源入力を可能にする電子化クリニカルパスの開発(協同執筆,プロジェクト支援,医療情報)

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概要

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医療における品質管理手法であるクリニカルパスは患者ケアのための一種のチェックリストであり、多くの病院で採用され、医療の効率化と質の改善に成果をあげている。クリニカルパスの電子化は患者情報の共有と二次利用を促進するが、現在では、医療施設内ネットワーク上でのデスクトップコンピュータ上で実現されたシステムが多い。我々は、医療従事者の発生源入力を可能にするPDAを入出力デバイスとした電子化クリニカルパスを開発した。 PDAはデスクトップあるいはノート型コンピュータと異なり、表示画面が狭小であるが、我々はこの制約の中で、クリニカルパスの進捗状況を把握しやすいユーザーインターフェースを考慮した画面設計を行った。本稿では、このシステムの設計方針と実装について報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
2003-10-23

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