神経芽細胞腫の特性に関する研究(第二報) : 初診時年齢,原発腫瘍発生部位,組織型および病期決定因子による本症の予後予測式の作製
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概要
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There are many reports regarding the relation of the prognosis of neuroblastoma to various factors such as the age of onset, stage of the disease, the histological type and the site of the tumor. However, there have been no reports on the comprehensive analysis of all these factors. In our research group, we worked out the prediction equation for the estimation of prognosis of neuroblastoma, using the multivariate analysis, based upon the factors considered to be related with the prognosis of neuroblastoma. Of 380 cases included in this survey received from 11 facilities in Japan, only 138 cases were available for analysis with all these 11 items. The following prediction equation was obtained from theses 138 cases: Y = the histological type + the site of tumor + factor E + factor V + factor BM + factor H + factor D - (0.1962 × age in month) -2.91429. It showed high multiple correlation coefficient of R = 0.8000 (P < 0.001), and when this formula was used, the accuracy rate of forecast of survivals and deaths turned out to be 93% in these 138 cases. When five other items of RBC, WBC, ESR in 1 and 2 hours and LDH, were added as a preoperative clinical data, higher correlation was obtained. Complete data including all items was obtainable from only 37 cases. If adequate data of clinical tests are available in all future cases, we believe that a prediction equation for estimation of prognosis of neuroblastoma will be more reliable.
- 日本小児外科学会の論文
- 1980-02-20
著者
-
渡辺 至
NTT東北病院外科
-
田口 信行
国立小児病院血液科
-
絹巻 宏
藤枝市立志た病院小児科
-
岡部 郁夫
厚生省がん研究・小児腫瘍tnm分類研究班
-
牟田 博夫
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
伊勢 泰
国立がんセンター小児科
-
植田 隆
関小児病院
-
菅沼 靖
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
渡辺 至
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
高橋 英世
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
土田 嘉昭
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
田口 信行
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
伊勢 泰
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
角田 昭夫
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
角岡 秀彦
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
沢田 淳
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
植田 隆
厚生省がん研究神経芽腫研究班
-
澤口 重徳
厚生省がん研究助成金昭和52,53年度神経芽腫研究班
-
絹巻 宏
厚生省がん研究助成金昭和52,53年度神経芽腫研究班
-
田口 信行
日本小児科学会血液腫瘍委員会
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