最近の臨床心理学におけるいくつかの研究課題 : 1960〜1966
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Reviewing some recent problems in clinical psychology from 1960 through 1966, the following topics were discussed. 1.Developments in methodological study of the Rorschach Technique. In order to fully appreciate and utilize the research potential of the Rorschach Technique, it is essential to keep in mind some fundamental problems of this highly valued, yet inadequately understood diagnostic instrument. In this review, the following points were discussed: 1)Developments of scoring systems and their interpretation. 2)Stimulus properties of Rorschach cards. 3)Reliability and validity of the Rorschach test. 4)New projective techniques. 2.Researches on counseling and psychotherapy. There appeared too many literatures concerning counseling and psychotherapy, both individual and group, to review in a limited space. Therfore some major problems were discussed under the following titles. 1)Analysis of therapist characteristics, client characteristics, psychotherapeutic relationship, and outcomes of psychotherapy. 2)Studies on psychotherapy with children. 3.Review of behavior therapy. Behavior therapy was introduced classifying therapeutic techniques in terms of symptom-therapeutic relations. Some of the therapeutic researches in "Operant-conditioning" were reviewed as well as "Eysenck-Wolperian" researches. Then critical discussions followed to clarify problems to be studied in the future.
- 日本教育心理学会の論文
- 1967-03-30
著者
関連論文
- 7 異常児心理 : b 精薄児II(日本教育心理学会第8回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 5 教育臨床心理 : b セラピー・非行(日本教育心理学会第8回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 3 測定・評価 : b 知能(日本教育心理学会第9回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 8-1 評価(日本教育心理学会第7回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 4 臨床 : a 相談・治療(日本教育心理学会第9回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 400 人間形成と人格測定(441〜9)(日本教育心理学会第12回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 329 京大NX知能テスト報告 XIII : 特殊才能 (囲碁) の因子的研究 (日本教育心理学会第4回総会部門別研究発表要旨・討論の概要 : 9. 知能・知能テスト)
- 327, 328 京大SX知能検査報告 (日本教育心理学会第4回総会部門別研究発表要旨・討論の概要 : 9. 知能・知能テスト)
- ロールシャッハ・テストによる数学不得意生徒の性格分析 : 各教科教育のに関する教育心理学的研究 II (数学科 その2)
- 数学学力と知能因子の関係に関する発達的研究 : 各教科教育法に関する教育心理学的研究 I (数学科 その1)
- 417 受験神経症傾向の分析
- 臨床・障害(731〜738)(部門別研究発表題目・討論の概要)
- 教育心理学における数量化
- 9-3 臨床(日本教育心理学会第7回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 932 共感関係の教育心理学的研究(序報)
- 343,344,345 精神薄弱児の人格発達に関する研究 : 信楽学園を中心にして(7):感情生活の局面より(その1〜その3)(3 人格)
- 342 精神薄弱児の人格発達に関する研究 : 承前(その2)(3 人格)
- 341 精神薄弱児の人格発達に関する研究 : 信楽学園を中心にして(6):教育的状況の歴史的把握(その1)(3 人格)
- 316, 318 精神薄弱児の人格発達に関する研究 : 信楽学園を中心にして(第7報) : 感情生活の局面より
- 314, 315 精神薄弱児の人格発達に関する研究 : 信楽学園を中心として(第6報) : 教育的状況の歴史的把握
- 学業不振児の研究 : Under-AchieverとOver-Achieverの比較
- 323, 324 精神薄弱児の人格発達に関する研究 : 信楽学園を中心として (IV) : 時空間の展望と自己の位置づけ (日本教育心理学会第4回総会部門別研究発表要旨・討論の概要 : 8. 人格 (3))
- 616 教育的人間関係の研究(第II報) : 教師の共感体験を中心として(2)(6.臨床)
- 615 教育的人間関係の研究(第II報) : 教師の共感体験を中心として(1)(6.臨床)
- 409,410 教育的人間関係の研究(第I報) : 共感関係を中心として(1〜2)(相談・治療,4.臨床)
- 449 IMQにおける反応後の分析(I)(400 人間形成と人格測定)
- 2. 大学教育に対する期待と効果
- 815 京大NX知能検査報告(15) : 社会的経済的条件と下位検査成績
- 451 京大NX知能検査報告(14) : 10年前の成績との比較(4 学習・思考)
- 220 京大NX知能検査報告(14) : 10年前との成績比較
- THE HISTORY AND TRENDS OF CONSELING IN JAPAN
- 最近の臨床心理学におけるいくつかの研究課題 : 1960〜1966
- 710 精神薄弱幼児の教育と訓練の効果に関する研究(序報)(a.精薄児I,7.異常児心理)
- 1420 数学教育における心理学的問題
- 1 発達 : e 青年(日本教育心理学会第9回総会部門別研究発表題目・討論の概要)
- 京大SX知能検査報告(4) : Pretestの分析 : 18.知能テスト
- 京大SX知能検査報告(3) : 獲得的知能と生得的知能の弁別の可能性について : 18.知能テスト
- 留年に関する一調査
- 141 留年に関する一調査II(青年,1.発達)
- 140 留年に関する一調査I(青年,1.発達)
- 高知能者の特徴の分析 : 特殊児童
- 心理療法の効果判定に関する総合的研究(総合研究・一般研究要約)
- 討論の概要(留年学生の問題)
- 244 中学生の悩みの類型について(2 発達)
- 123 中学生の悩みの類型について
- 512 入学試験に関する研究 : II 入試競争に対する適応態勢について
- 母子力動関係と母親の養育態度に関する一考察: 精神発達障害児に対するかかわり方について
- 446 ロールシャッハ・インクブロットの意味構造の研究 : 児童について(400 人間形成と人格測定)