アブラナ属の種間交雑により得た2基3倍体及びその次代
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1.芝罘白菜(AA)に対し,野崎夏蒔甘藍(CC)の花粉を配しゲノム構成ACCの2甚3倍体を得た。2.このACC植物の次代として自家授紛により2個体,自然放任により4個体を得てて,核学的及び形態的観察を行つた。3.ACC植物の花粉を黒葉サクセッション甘藍(CC)に交配しキヤベツのゲノム2組と芝罘白菜の染色体2箇を推定される2n=20の1個を得た。4,ACCに対しホワイトグローブ(AA)の花粉を掛けそれぞれ染色体数,外部形態の異なる3個体を得た。5.朝鮮白菜(B.pekinensis),ホワイトグローブ(B.rapa),聖護院大丸蕪(B.rapa)の3種類のAA植物に対しACCの花粉を交配し,それぞれ核学的に,形態的に,発育段階的に異なる第2世代植物計38個体を得た。
- 日本育種学会の論文
- 1959-09-30
著者
関連論文
- わが国暖地で栽培したウェスタン・ホワイト小麦の品質、形態ならびに生態的特性について
- 日長及び温度が大豆の花芽の分化並びに花器の発達に及ぼす影響の品種間差異 : II. 花器発達の比較
- 日長及び温度が大豆の花芽の分化並びに花器の発達に及ぼす影響の品種間差異 : I. 大豆花器の発達過程
- 〔16〕日長及び温度が大豆の花芽の分化及び花器の発達に及ぼす影響の品種間差異 : 日本育種学会第17回講演要旨 : 一般講演
- 日長及び温度が大豆子実の発達に及ぼす影響の品種間差異
- 〔7〕〓麦の脱〓性について : 日本育種学会第20回講演会講演要旨 : 一般講演
- コルヒチン処理期間の温度が倍数体発現率に及ぼす影響について
- 30.コルヒチン処理期間の温度が倍数体発現率に及ぼす影響について : 日本育種学会第四回講演会要旨
- 秋播コムギにおける春化要求度の遺伝子分析
- わが国の春播型コムギ主要品種の播性の遺伝分析,とくに春播性遺伝子の同定
- コムギ中間母本"極早生系統"の育成について
- 春播性コムギと秋播性コムギとの交雑から得た中間型固定系統について
- コムギ品種の日長・温度に対する反応の品種間差異について
- コムギにおける春化要求度の品種間差に関する研究
- 東北地方における麦類品種の発育過程について
- 東北地方における水稲および大豆の生産の現況と育種的対応 : とくに品質を中心として : 多収性育種研究グループの動静
- 1970年度ノーベル平和賞に思う
- アブラナ属の種間交雑により得た2基3倍体及びその次代