螢光偏光免疫測定法(FPIA)による血清中シクロスポリン-A : 濃度測定とその臨床評価
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概要
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Cyclosporin-A (CYA) serum levels have been monitored to prevent graft rejection and its toxicity in organ transplant recipients. In this study, we measured CYA serum levels by using the fluorescesnce polarization immunoassay (FPIA) method, and compared this new method with the conventional radioimmunoassay (RIA) method and the high-performance liquid chromatography (HPLC) method. The coefficient of correlation between the values obtained by the HPLC and RIA methods was O.893 and that between the values obtained by the HPLC and FPIA methods was 0.911, while the values obtained by the RIA and FPIA methods correlated well with 0.906 of correlation. However, the value of the FPIA method was approximately 1.8-fold higher than that of the HPLC method. It is presumable that the antibody in the FPIA method cross-reacts with the metabolites of CYA. The recovery of the FPIA method was approximately 100 per cent, and the reproducibility was satisfactory. In conclusion, we expect the FPIA to be useful as a new method for the routine monitoring of drugs.
- 日本医療薬学会の論文
- 1988-02-20
著者
-
杉原 久義
名城大学薬学部,薬学専攻科
-
長谷川 洋一
名城大学薬学部微生物学教室
-
村瀬 卓平
西尾市民病院 内科
-
長谷川 洋一
名城大学 薬 微生物
-
高橋 朗
国立名古屋病院薬剤科
-
菱田 広
国立名古屋病院薬剤科
-
坂本 康孝
国立名古屋病院薬剤科
-
永井 宏和
国立名古屋病院血液病センター
-
村瀬 卓平
国立名古屋病院血液病センター
-
藤原 義久
国立名古屋病院血液病センター
-
中出 泰充
国立名古屋病院血液病センター
-
田中 正夫
国立名古屋病院血液病センター
-
杉原 久義
名城大学薬学部微生物学教室
-
杉原 久義
名城大学 薬 微生物
-
杉原 久義
名城大学薬学部 薬学専攻科
-
藤原 義久
国立名古屋病院血液内科
-
田中 正夫
国立名古屋病院内科
-
田中 正夫
国立名古屋病院血液内科
-
長谷川 洋一
名城大学薬学部
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