蛇毒の酵素化学的研究(第2報) : ヒャッポダ毒より致死活性物質Ac_1-Proteinaseの精製
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概要
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A proteolytic enzyme named Ac_1-proteinase was isolated from the venom of Agkistrodon acutus by a combination of gel filtration on Sephadex G-75 and chromatographies on diethylaminoethyl (DEAE)-Sephadex A-50,DE32 cellulose, and DEAE-Sephadex A-50. By these procedures, 38 mg of purified preparation was obtained from 1 g of crude venom. Ac_1-proteinase also had lethal and hemorrhagic activities. These three activities were inhibited by ethylenediaminetetraacetic acid (EDTA) or cysteine but not by soy bean trypsin inhibitor (SBTI) or diisopropyl fluorophosphate (DFP). The preparation was homogeneous as judged by disc electrophoresis at pH 8.3,and pH 7.5 polyacrylamide gels, immunodiffusion, and isoelectric focusing. The molecular weight of this protein was determined to be approximately 24500 and the isoelectric point was found to be pH 4.7 by isoelectric focusing with carrier ampholyte. The minimum hemorrhagic dose, LD_<50> and proteolytic activities of this protein were 0.223 and 76.5μg mouse and 0.544 unit, respectively. This protein did not contain any carbohydrates or nucleic acids.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 1977-05-25
著者
-
杉原 久義
名城大学薬学部,薬学専攻科
-
二改 俊章
名城大学薬学部
-
二改 俊章
名城大学薬学部微生物学研究室
-
杉原 久義
名城大・薬
-
杉原 久義
名城大学薬学部 薬学専攻科
-
田中 哲之助
名城大学薬学部
-
二改 俊章
名城大 薬
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