水稲乳苗疎植栽培の生育と収量構成要素の特徴
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概要
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稲作の育苗から移植期間は作業の集中化が激しく, 経営規模拡大の阻害要因となっている.この問題を解決する直播栽培の本県における普及進捗状況は遅く, 導入条件も限定されることから, 移植栽培を前提とした省力化技術が求められている.乳苗疎植栽培は育苗日数の短縮と使用苗箱数を大幅に削減できることによる省力・低コスト効果が大きく, 今後の普及が期待される.今回は乳苗疎植栽培について早期栽培のコシヒカリを用い, 生育と収量構成要素の特徴を稚苗移植栽培と比較した.
- 1997-06-10
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