近赤外分光法によるビール大麦醸造適性の簡易選抜法 : 第1報 原麦の全粒粉についての検討
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概要
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近赤外分光法により,原麦の全粒粉で原麦及び麦芽の各分析項目値を推定するための検討を行った。1.重相関係数Rが最大となる9波長においては,Rは原麦粗蛋白含量>麦芽全窒素>可溶性窒素>麦芽エキス>最終発酵度>エキス収量>ジアスターゼカ>麦芽全窒素当りジアスターゼカ>評点>コールバッハ数の順となり,コールバッハ数を除くと全て0.8以上であった。2.原麦粗蛋白含量,可溶性窒素及び評点は一次的な選抜が可能であり,ジアスターゼカもある程度選抜可能であると考えられた。
- 日本作物学会の論文
- 1992-12-21
著者
-
水田 一枝
福岡県農業総合試験場
-
吉川 亮
野菜茶業研
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吉野 稔
福岡県農業総合試験場
-
吉川 亮
福岡県農業総合試験場
-
水田 一枝
福岡県農業総合試
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吉野 稔
福岡県農業総合試 筑後分場
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吉野 稔
福岡県農業総合試験場筑後分場
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