暖地における普通期及び晩期水稲の体内成分の消長
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概要
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水稲の栽培時期の移動体内成分の変化に関する既往の研究を見るに,西南日本に関係の深いものには,斎藤等(1954),山田等(1956),佐本(1957),瀬古等(1958)及びその他の研究があるが,九州におけるこの種の研究には,未だ有機成分にふれたものは見当らないようであるので,筆者等はまづ炭水化物,殊に澱粉に着目し,これが水稲体内における蓄積・移動と栽培時期との関係を知るために実験を行い,若干の知見を得たので報告する。本報においては,今までに調査・分析を完了した普通期及び晩期について述べ早期栽培水棚亨ついては調査・分析が未了であるので,これが終る次第,早・普通・晩期を一括して報告する機会を得たいと思う。
- 日本作物学会の論文
- 1958-12-08
著者
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