炊飯による米粒形状の変化過程と品種間差
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
炊飯過程における米粒形状の変化過程をラピッドビスコアナライザーを用いて品種間で比較検討した.吸水開始直後の米粒の膨張はコシヒカリで速くこしいぶきで遅かった.この吸水期における傾向は粒幅の膨張において顕著であった.米粒の膨張速度の増加は60℃まで加熱した付近から認められ, その際粒長の膨張が特に顕著であった.粒長の膨張速度はコシヒカリ, こしいぶきで速く, ゆきの精で遅かった.
- 日本作物学会の論文
- 2001-03-31
著者
関連論文
- 水稲酒造好適米新品種「越淡麗」
- 水稲酒米新品種「越淡麗(こしたんれい)」の開発と新潟県の酒米育種
- 糯加工品における糯米の品種判別および異種穀類の混入検出技術の開発
- 全県レベルで普及した「コシヒカリ新潟BLシリーズ」の育成(北陸作物学会賞(功労賞))
- 新しい選抜法による高温登熟性に優れた良食味水稲早生品種「こしいぶき」の育成
- 良質・良食味水稲早生新品種「こしいぶき」の育成
- 水稲の山間高冷地向け新品種「なごりゆき」の育成
- 水稲の直播適応性新品種「味こだま」の育成
- 新潟県における水稲品種の品質・食味の向上 : 第13報 種子貯蔵タンパク質含量の品種間差および地域変動について
- 新潟県における水稲品種の品質・食味の向上 : 第 16 報 水稲の高温水かんがいによる高温登熟性の検定
- イネ糯誘発突然変異系統の餅加工特性
- 穂肥施用方法が「越淡麗」の玄米収量及び品質に及ぼす影響
- 切り餅の食味官能試験法について
- 水稲糯誘発突然変異系統の餅硬化性と熱糊化特性
- 地域農業の活性化につながる新形質米の育成とラインアップ
- 糯品種の加工特性に関する研究 : 第 5 報 餅硬化性の推定に関する 2, 3 の知見
- 新潟県における水稲品種の品質・食味の向上 : 第 15 報 味度値の品種間差異
- 新潟県における水稲品種の品質・食味の向上 : 第 14 報 澱粉熱糊化特性の簡易測定法および糊化特性と種子貯蔵タンパク質の関係について
- 水稲新品種「こしのめんじまん」
- いもち病真性抵抗性同質遺伝子系統「コシヒカリ新潟BL9,10,11,12号」
- 新潟県におけるコシヒカリのいもち病真性抵抗性マルチラインの実用化
- 長芒在来イネ品種「シシクワズ」の新潟県における栽培特性および長芒性に関する遺伝的解剖の展望
- 水稲早生新品種「ゆきん子舞」
- 水稲糯品種栽培における穂肥窒素の施用と移植期及び品種の違いが餅の硬化性に与える影響
- イネいもち病真性抵抗性マルチラインを構成する同質遺伝子系統の混合割合が収量に与える影響(品種・遺伝資源)
- 水稲品種コシヒカリへの半矮性及びいもち病真性抵抗性の導入
- いもち病抵抗性マルチラインの種子生産において採種圃場での混合栽培が種子の構成比率に与える影響
- 炊飯による米粒形状の変化過程と品種間差
- 新潟県における高温年の国内外水稲品種の玄米外観品質評価
- 高アミロース米品種「こしのめんじまん」の施肥時期と施肥量が収量性に及ぼす影響
- 蒸し米を試料とした水稲糯品種の餅硬化性選抜に適応可能な新手法
- 新潟県における近年の水稲品種の収量性に関する相加主効果相乗交互作用(AMMI)分析を用いた安定性評価
- 東北・関東・東海・北陸の各地で栽培したspw1-cls的変異を持つ閉花受粉性イネ系統の開花率
- いもち病真性抵抗性同質遺伝子系統「コシヒカリ新潟BL9, 10, 11, 12号」
- 水稲新品種「こしのめんじまん」
- 低グルテリン遺伝子Lgc1座上の準同質遺伝子系統対における米飯の物性と米粉の糊化特性の差異