ジャガイモの匐枝の生長に関する研究 : 第1報 実生ジャガイモにおける腋芽の伸長方向について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Many scientists study the tuberization of potato plants from the point of view of the environments and the plant hormones. The tuberization is also recognized as the result of two separate processes, stolon formation and tuberization of the stolons. The stolons are the axillary shoots which normally arise from the underground nodes. In this paper, stolon formation was studied using the potato seedlings from which axillary shoots arose from the aerial nodes. The results were summarized as follows. 1. Three types of orientation of the axillary shoot growth in the potato seedlings were recognized:the axillary shoots grown downwards at the lower nodes, those grown horizontally at the middle nodes and those grown upwards at the upper nodes. 2. The downward growth of the axillary shoots at the cotyledonal node was a consequence of the increased upper epidermal cell number and the cell length of the axillary shoots. On the other hand, the upward growth of the axillary shoots at the 7th node was a consequence of the increased lower epidermal cell number. 3. It is suggested that the orientation of the axillary shoots was controlled by the shoot apex with some younger leaves. Whenever the excision of the shoot apex was earlier or later, the axillary shoots turned upwards to become the leafy shoots. However, the change of the orientation to upwards was accelerated by the earlier excision of the shoot apex. 4. It was recognized that the decapitation of the shoot apex caused the axillary shoots to turn upwards and show the leafy shoots. However, if IAA and IAA+KIN were applied to the cut surface, the upper-most axillary shoots grew the downward and stoloniferous shoots such as intact ones. Thus it was suggested that there was a evident relationship between the endogenous auxins in the shoot apex with some younger leaves and the growth pattern of the axillary shoot.
- 日本作物学会の論文
- 1976-06-30
著者
関連論文
- 実肥量の違いが, 日本晴の突然変異系統の食味要因に及ぼす影響
- マメ科3作物における栽植密度とフィガロン散布の組み合わせが開花および収量構成要素に及ぼす影響(日本作物学会第216回講演会要旨・資料集)
- 54 マメ科3作物における栽植密度とフィガロン散布の組み合わせが開花数および収量構成要素に及ぼす影響
- 116 水稲の食味に関する研究 : 登熟初中期温度と後期温度との関連において
- 水稲の登熟過程における食味要因の成立 : 最高粘度の消長が異なる型を示す品種の場合
- 38. 極早生品種・高たんぱく質米の食味とテクストロメーター特性値ならびに白米のたんぱく質分画との関係
- 画像解析による株当り稲体乾物重の推定
- 2,4-D処理による水稲節間の異常維管束
- 深層追肥がコシヒカリの生育と収量構成要素に及ぼす影響 : 2. 湛水直播稲に対して, 基肥量と深層追肥量の割合を異にした場合について
- 玄米黒酢に含まれる数種のアミノ酸と酢酸併用がイネの生長に及ぼす影響
- BA散布による潮風害水稲への影響
- 水稲早生品種トドロキワセに対する深層追肥と玄米黒酢散布併用による多収穫栽培
- 深層追肥がコシヒカリの生育と収量構成要素に及ぼす影響 : 3. 異なる栽植密度の場合について
- 玄米黒酢中の2種類のアミノ酸の組み合わせと酢酸がイネの生長と収量に及ぼす影響
- 水稲の本田初期生育に及ぼす移植時の剪根の影響について : 特に, 直播稲および稚苗移植稲との比較
- ダイズ栽培における栽植密度と収量構成要素との関係
- 生育各期の遮光処理が水稲の養分吸収におよぼす影響
- 遮光処理が水稲の生育・収量に及ぼす影響
- II.総合討論(ダイズ栽培,特に境界領域をかんがえる)
- 「ダイズの生産・品質向上と栄養生理」, 日本土壌肥料学会編, 博友社, 東京, 2005年, 211頁, 2700円
- 禾穀類の発芽ならびに幼作物のオーキシン代謝に関する研究 : 第3報 小麦幼植物におけるインドール酢酸破壊機構
- 禾穀類の発芽ならびに幼作物のオーキシン代謝に関する研究 : 第2報 小麦幼植物のインドール酢酸酸化酵素阻害物質
- 小麦幼植物のインドール酢酸酸化酵素活性に及ぼすマンガンイオンの影響
- 小麦幼植物のインドール酢酸酸化酵素阻害物質とその生理的役割について (第139回講演会)
- 禾穀類の発芽ならびに幼作物のオーキシン代謝に関する研究 : I. 小麦幼植物のインドール酢酸酸化酵素
- ウニコナゾール P 処理と反射シートがダイズの生育と収量に及ぼす影響
- 直播栽培におけるもみがら粘土およびくん炭粘土の施用がイネの収量と倒伏に及ぼす影響
- 深層追肥がコシヒカリの生育と収量構成要素に及ぼす影響 : 1. 移植稲に対して, 基肥量と深層追肥量の割合を異にした場合について
- 水稲早生品種の深層追肥と玄米黒酢散布併用による多収穫栽培
- 種籾の浸種温度変化がコシヒカリの出芽に及ぼす影響
- 玄米黒酢の葉面散布時における展着剤の有無がコシヒカリの生育・収量および品質に及ぼす影響
- ダイズ栽培, 特に境界領域をかんがえる
- 6. ダイズの水没試験(予報)(2004年7月に発生した新潟・福井豪雨被害に関する調査研究(概要))
- P-32 肥効調節型肥料を用いた側条深層施肥がコシヒカリの収量と収量構成要素に及ぼす影響
- P-31 直播栽培における浸種温度がコシヒカリの出芽に及ぼす影響
- P-30 塩害環境下におけるイネのカチオン吸収様式の特徴
- P-31 カリウム溶液の添加が塩ストレス下の水稲の生育及び収量に及ぼす影響
- P-30 水稲の高温登熟障害に対する窒素追肥法の影響
- カリウムおよびカルシウム溶液の葉面散布が塩ストレス下のイネの生育に及ぼす影響(日本作物学会第216回講演会要旨・資料集)
- 玄米黒酢が直播水稲の生育と収量に及ぼす影響(日本作物学会第216回講演会要旨・資料集)
- ダイズ栽培における栽植様式の違いが光利用効率及び収量と収量構成要素に及ぼす影響
- 55 反射板による群落内の光環境の改善がダイズの開花と結莢に及ぼす影響
- 54 反射板による群落内の光環境の改善がダイズの収量及び収量構成要素に及ぼす影響
- 31 ダイズ群落内の光環境と窒素分配が収量と収量構成要素に及ぼす影響
- 114 異なる栽植密度における、ダイズの分枝切除が収量と収量構成要素に及ぼす影響
- 大豆, ラケット型品種の分枝方向が収量と収量構成要素に及ぼす影響 (予報)
- 102 大豆苗の徒長防止剤としてのアンシミドールの効果について
- 27 大豆における密度と収量構成要素との関係
- 登熟から発茅までの大豆子葉の内部構造の変化
- 日長・温度に対する大豆の生育反応 : 第6報 温度が大豆葉のでんぷん蓄積と葉緑体の微細構造に及ぼす影響
- 71 登熟から発芽までの大豆子葉の内部構造の変化
- 培養液のナトリウム濃度が大豆の生育に及ぼす影響
- 79 温度が大豆の葉の内部構造に及ぼす影響
- 3層の柵状細胞をもつ大豆の初生葉
- 種子の置床方向が大豆の発芽状態に及ぼす影響
- 地下水位が大豆の生育に及ぼす影響
- 65 大豆の稔実期における短期間の温度および降雨条件が種実の形質に及ぼす影響
- 日長・温度に対する大豆の生育反応 : 第5報 大豆の初期生育における部位別の生長と温度との関係
- 70 大豆の初期生育における養分蓄積とその由来に及ぼす温度の影響
- 日長・温度に対する大豆の生育反応 : 第4報 登熟期間の温度が成熟種子の収量および諸形質に及ぼす影響
- 栽植密度が大豆の収量および収量構成要素に及ぼす影響(予報)
- 38 施肥量および栽植密度を異にする水稲個体群のジベレリンレベルの比較(予報)
- 16 温度に対する大豆の生育反応 : 第4報 開花盛期以後の温度が成熟種子の諸形質に及ぼす影響
- ダイズ「ミヤギシロメ」の分枝の方向性について
- ジャガイモの匐枝の生長に関する研究 : 第3報 ジャガイモ植物の地上腋芽の匐枝化におよぼす生長調節物質の影響
- 深層追肥がコシヒカリの生育と収量構成要素に及ぼす影響 : 5. 施肥位置と施肥時期を変えた場合
- 玄米黒酢が水稲の生育と収量に及ぼす影響
- ジャガイモの匐枝の生長に関する研究 : 第2報 実生ジャガイモの腋芽の伸長方向と内生オーキシンとの関係
- ジャガイモの匐枝の生長に関する研究 : 第1報 実生ジャガイモにおける腋芽の伸長方向について
- 窒素施用量と栽植密度がジャガイモの収量におよぼす影響(予報)
- 68 ジャガイモの地上茎腋芽のストロン化におよぼすGA_3およびGA_の影響
- 67 ジャガイモにおける腋芽の匐枝化と体内デンプン粒の消長との関係 : 特に地上茎を切除した場合の植物ホルモンの影響について(予報)
- 生長調節物質による水稲幼植物の節間と葉の伸長の制御
- 51 水稲の中茎伸長におけるアプサイシン酸様物質の役割
- 34 実生ジャガイモ体内のインドール酢酸(IAA)の存在, 移動及び作用形態について
- 水稲節間の伸長機構に関する研究 : 第4報 ジベレリン酸の節間伸長誘起効果
- 水稲節間の伸長機構に関する研究 : 第3報 幼植物第2節間の伸長に対する各器官の働き
- 水稲節間の伸長機構に関する研究 : 第2報 幼植物第2節間の内部形態に及ぼす光およびジベレリン酸の影響
- 水稲節間の伸長機構に関する研究 : 第1報 幼植物第2節間の伸長に及ぼす光およびジベレリン酸の影響
- 77 実生ジャガイモの腋芽の伸長方向と内生オーキシン活性の関係について
- 76 実生ジャガイモ体内のインドールピルビン酸(IPyA)について
- 実生ジャガイモの腋芽の発現と伸長におよぼす生長調節物質の影響について(予報)
- 実生ジャガイモの腋芽の伸長方向と頂芽オーキシンとの関係について
- ダイズ裂皮粒種子の出芽について
- 76 玄米黒酢と木酢がコシヒカリの生育と収量に及ぼす影響
- 17 緩効性肥料の追肥がコシヒカリの収量構成要素と食味要因におよぼす影響
- 深層追肥がコシヒカリの生育と収量構成要素に及ぼす影響 : 6. 基肥重点施肥法との比較
- 深層追肥がコシヒカリの生育と収量構成要素に及ぼす影響 : 4. 窒素肥料を多施した場合について
- 深層追肥がコシヒカリの生育と収量構成要素に及ぼす影響 : 8. 肥効期間の異なる緩効性窒素肥料を用いた場合について
- コシヒカリの直播栽培における出芽の改善について
- 26 異なる施肥量と栽植密度下における水稲のホルモンレベルの消長(予報)
- 25 異なる施肥量と栽植密度下における水稲の乾物重およびチッソ成分の推移(予報)
- ジャガイモの種イモの節約栽培について(予報)
- ジャガイモのストロンの発達にともなう体内オーキシンの変化について
- 馬鈴薯匐枝の生長への生長調節物質の影響
- 異なる栽直密度と栽直様式下におけるダイズの頂小葉の調位運動
- 109 カルシウム溶液の葉面散布が塩ストレス下のイネの回復に及ぼす影響
- 15 玄米黒酢が直播栽培したコシヒカリの茎数要因に及ぼす影響(予報)
- 79 鳥害回避の一手段として、移植ダイズの子葉への培土が、その後の生育と収量に及ぼす影響
- 25 ダイズ種子の置床方法および苗の移植方法のちがいが、その後の生育と収量構成要素に及ぼす影響 : 同日置床の場合について