フルトラニルの湛水および畑地条件下の容器内土壌における分解
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概要
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[Aniline環-^<14>C(U)]フルトラニルの火山灰(栃木)および沖積(埼玉および岡山)土壌における分解を調べた.フルトラニルは土壌中では比較的安定で, その半減期は160∿320日と推定された.湛水条件下での減少が畑地条件下よりも速やかであった.また, 有機物含量の高い栃木土壌での減衰が最も速かった.分解生成物は^<14>CO_2(添加^<14>Cの3∿7%)と結合型残留物(同9∿29%)を除けば, いずれも少量であった.湛水条件では4′-hydroxy-3′-isopropoxy-2-(trifluoromethyl)benzanilide, 3′-(hydroxymethyl) ethoxy-2-(trifluoromethyl)benzanilideおよび3′-hydroxy-2-(trifluoromethyl)benzanilideが検出同定された.さらに畑地条件では, 4′-hydroxy-3′-methoxy-2-(trifluoromethyl)benzanilideと3′-methoxy-2-(trifluoromethyl)benzanilideの生成も認められた.
- 1983-11-20
著者
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内田 又左衛門
Institute of Life Science Research, Nihon Nohyaku Co., Ltd.
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杉本 達芳
Institute of Life Science Research, Nihon Nohyaku Co., Ltd.
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相澤 宏保
Mitsubishi-Kasei Institute of Toxicological and Environmental Sciences
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内田 又左衛門
日本農薬(株)安全性研究所
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大堀 祐司
Mitsubishi-Kasei Institute of Toxicological and Environmental Sciences
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杉本 達芳
Institute Of Life Science Research Nihon Nohyaku Co. Ltd.
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大堀 祐司
Mitsubishi-kasei Institute Of Toxicological And Environmental Sciences (mites)
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