Basic fibroblast growth factor のメラノサイト成長促進効果に対する、 PGE_2 および proopimelanocortin 由来ペプチドの相乗効果
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概要
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我々は,塩基性線維芽細胞成長因子(basic fibroblast growth factor: bFGF) の存在下において,α-MSH,ACTHおよびPGE_2の培養ヒト正常メラノサイトに対する増殖促進効果についてin vitroの系を用いて検討した。さらに我々は,これら三者におけるメラノサイトのtrosinase活性冗進効果についても検討を加えた。α-MSH,ACTH及びPGE_2のいずれにおいてもメラノサイト増殖促進効果及びtyrosinase活性冗進能が認められた。これらの因子の中では, PGE_2が最も強い刺激効果を有した。従って,これらの因子が炎症後色素沈着等に見られるヒト表皮でのメラノサイト増加及びメラニン産生冗進のメカニズムに重要な役割をなしている可能性が示唆された。
- 神戸大学の論文
著者
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三島 豊
神戸大学医学部皮膚科学教室
-
堀川 達弥
神戸大学医学部医学科
-
堀川 達弥
神戸大学 皮膚科学教室
-
堀川 達弥
神戸大学大学院医学系研究科応用分子医学講座皮膚科学分野
-
西野 圭輔
神戸大学医学部皮膚科学講座
-
堀川 達弥
神戸大学医学系研究科
-
三島 豊
神戸大学医学部皮膚科
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