ミカンハダニのベンゾメート抵抗性 : II. ^3H-ベンゾメートの表皮透過性と代謝
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概要
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In order to use radiolabelled benzomate for the study of permeability and metabolism of ben-zomate 3H-benzomate was synthesized from 3H-dimethylsulfate and 3-chlor0-2,6-dihydroxy-benzo'c acid through four-reaction steps. The yield of synthesized ^3H-benzomate was 81.3% and its speciflc activity 1/vas 1.09 mCi/mmol. Female adults of five citrus red mite strains were dipped in 200 ppm solution of 3H-benzomate for 5 sec. At 24 hr after treatment, 17,41,49,60 and 66% of the dose applied had penetrated through the cuticle of the Okitsu R, Shizuoka R, Fukuoka R, Shizuoka S and Fukuoka S strains, respectively. It was suggested that in the Okitsu R strain, the low rate of benzomate permeability through the cuticle was one of the mechanisms of benzomate resistance in citrus red mite. Metabolites of five strains of citrus red mite were com-pared 24 hr after dipping in 200 ppm solution of ^3H-benzomate. About 60 to 75% of the ^3H-benzomate applied was recovered as benzomate itself from each strain of mites. The main me-tabolite was ethyl-3-chlor0-2,6-dimethoxybenzohydroxamate. There vvas a. slight difference in the metabolism among the five strains. It is suggested that the metabolism of benzomate may not be an important factor of benzomate resistance in the citrus red mite.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1983-08-25
著者
-
宮田 正
名古屋大学大学院生命農学研究科
-
加藤 夏樹
名大農
-
斎藤 哲夫
名古屋大学
-
辰巳 勲
名古屋大学農学部害虫学教室
-
加藤 夏樹
名古屋大学農学部農芸化学科
-
添田 吉則
日本曹達株式会社生物科学研究所
-
加藤 夏樹
名古屋大学農学部
-
宮田 正
名古屋大学
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