心身医学における心理療法と臨床心理士の基本的な技能
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概要
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Recently it has become common, among clinicians and researchers in psychosomatic medicine, to understand psychosomatic disease from a biopsychosocial standpoint. In other words, psychosomatic diseases result from various factors and involve various characteristic pathologies. In addition, conflict or collapse experiences usually precede the onset of psychosomatic disease, which results from attempting' to solve them, forming a closed, vicious circle. Many kinds of psychotherapy have been developed to cure such pathologies. Although clinical psychologists have made many contributions to the development of psychotherapy, perhaps they have lost their own fundamental standpoint. The purpose of this study is to clarify what fundamental skills are necessary to the clinical psychologist in their clinical practice in psychosomatic medicine by investigating the psychotherapeutic processes of patients with psychosomatic disease. Returning to the fundamentals of clinical practice, I examined the psychotherapeutic process in two cases using a patientcentered, problem-oriented method and attempted to clarify the fundamental skills of the clinical psychologist. Obtained results have been summarized in the following three points. l) The ability to put himself in his patient's place to enhance understanding and to establish a mutual relationship between therapist and patient to solve the problems. 2) Knowledge of the characteristic pathologies observed in psychosomatic diseases. 8) The ability to adequately evaluate and bring out the positive side of the patient, along with conducting therapy from one stage to the next after having solved the urgent problem.
- 日本心身医学会の論文
- 1993-03-01
著者
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