脂肪含量の異なる食肉の加工調理時の変異原性物質の生成について(食物栄養学科編)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年, 胃癌, 子宮癌等は減少しているとはいえ, やはり癌の死亡率は増加している。癌に対する基本的対策のひとつは発癌物質を避けることである。よって出来るだけ変異原性の低い調理加工法を見い出すことを目的とした。脂肪量の9.2, 15.6および49.1%と異なる牛モモ肉ミンチを用いて各種調理を調べたところRO, FRで4NQOの変異原性の増長効果がみられた。又15.6および49.1%においては最適調理条件においてMWに抑制効果が認められた。又市販大和煮に抑制効果がみられた。
- 中村学園大学の論文
- 1986-03-31
著者
関連論文
- 市販レトルト食品類のトランス酸を含む脂肪酸組成について--平成12年と平成4年の比較
- 母乳中のトランス酸および共役リノール酸含量
- 食餌タンパク質によるトランス酸のラット肝臓リン脂質への取り込み調節
- 大学食道の定食および寮食中のトランス脂肪酸含量
- ドレッシング類の脂肪酸バランスについての一考察
- ケナフ (Hibiscus cannabinus L.) 種子油の化学組成
- 市販チョコレートの脂質組成について(自然科学編)
- 市販菓子類中のトランス脂肪酸について(自然科学編)
- 脂肪含量の異なる食肉の加工調理時の変異原性物質の生成について(食物栄養学科編)
- 菓子類中のトコフェ-ル同族体量について
- 米胚芽の利用 : 米胚芽粉末の貯蔵法について(食物栄養学科編)
- 高cis-13-ドコセン酸(ナタネ油)長期摂取白ネズミの心臓脂質への影響(第2報)(食物栄養学科編)
- トコフェロール同族体の定量法(食物栄養学科編)
- ドコセン酸のガスクロマトグラフィーによる分析 : ナタネ油及び水産動物油脂の脂肪酸組成(食物栄養学科編)
- ドコセン酸含有油脂の利用に関する研究 : 1. cis-13-ドコセン酸(ナタネ油)の白ネズミの心臓・肝臓および血清脂質への影響(食物栄養学科編)
- 地域加工食品の性状について : (その2)素麺(食物栄養学科編)
- 地域加工食品の性状について : (その1)食パンおよび豆腐(食物栄養学科編)
- 家庭用保健常備食としての発酵乳の品質管理(食物栄養学科編)
- 植物蛋白質(大豆)の製パン及びうどんへの利用について(食物栄養学科編)
- 澱粉の粘度, 粒度について(食物栄養学科編)
- 小麦粉とバターのアルベオグラフとファリノグラフの解析について(食物栄養学科編)
- 発酵パンの鮮度保持の検討 : (第1報)冷凍生地について(食物栄養学科編)
- 25.ファミリーレストラン及び持ち帰り弁当屋の食事中の脂肪酸組成及びトコフェロール量 : ビタミンE研究会第2回研究発表要旨
- 共役リノール酸(CLA)強化小麦粉製品の開発
- 抗ガン作用を有するリモノイド配糖体の分析法と大量調製法の確立
- 市販調味品類の脂肪酸組成およびトコフェロール含量
- 共役リノール酸強化パンの開発
- 市販ドレッシング類の脂肪酸バランスに関する食品・栄養学的評価