市販調味品類の脂肪酸組成およびトコフェロール含量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年, 食生活の多様化にともない調味品類の消費が著しく, 市販品の種類も豊富である。これらに使用されている食用加工油脂類も多様化しているので, 調味品類の脂肪酸およびToc量について調べた。調味品類に用いられている油脂は多様をきわめ, マヨネーズ・ドレッシング類には液体植物油が, 風味調味料以外の複合調味料・食品類には牛脂, 豚脂および植物油の水添脂が使用され, トランス酸が検出された。調味品類は希釈されて用いられるのでトランス酸の影響は問題とならない。また, Tocはどの試料にも抗酸化剤として使用され, 例外はみられたが量的にも質的にも配慮がなされていた。
- 社団法人 日本栄養・食糧学会の論文
著者
関連論文
- 母乳中のトランス酸および共役リノール酸含量
- 大学食道の定食および寮食中のトランス脂肪酸含量
- ケナフ (Hibiscus cannabinus L.) 種子油の化学組成
- 市販チョコレートの脂質組成について(自然科学編)
- 市販菓子類中のトランス脂肪酸について(自然科学編)
- 脂肪含量の異なる食肉の加工調理時の変異原性物質の生成について(食物栄養学科編)
- 米胚芽の利用 : 米胚芽粉末の貯蔵法について(食物栄養学科編)
- 高cis-13-ドコセン酸(ナタネ油)長期摂取白ネズミの心臓脂質への影響(第2報)(食物栄養学科編)
- トコフェロール同族体の定量法(食物栄養学科編)
- ドコセン酸のガスクロマトグラフィーによる分析 : ナタネ油及び水産動物油脂の脂肪酸組成(食物栄養学科編)
- ドコセン酸含有油脂の利用に関する研究 : 1. cis-13-ドコセン酸(ナタネ油)の白ネズミの心臓・肝臓および血清脂質への影響(食物栄養学科編)
- 地域加工食品の性状について : (その2)素麺(食物栄養学科編)
- 地域加工食品の性状について : (その1)食パンおよび豆腐(食物栄養学科編)
- 家庭用保健常備食としての発酵乳の品質管理(食物栄養学科編)
- 植物蛋白質(大豆)の製パン及びうどんへの利用について(食物栄養学科編)
- 澱粉の粘度, 粒度について(食物栄養学科編)
- 25.ファミリーレストラン及び持ち帰り弁当屋の食事中の脂肪酸組成及びトコフェロール量 : ビタミンE研究会第2回研究発表要旨
- 市販調味品類の脂肪酸組成およびトコフェロール含量
- 共役リノール酸強化パンの開発
- 市販ドレッシング類の脂肪酸バランスに関する食品・栄養学的評価