重度・重複障害幼児の集団療育(9) : 健常児きょうだいと家族力動
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概要
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One of the most important purpose our group theraputic practice is to enhance the cohesiveness of the families with severely multiple handicapped children and stabilize their family dynamics. During the processes healthy younger siblings often play an important part. Such a case could be seen in a type of a family that is united, being balanced by the existance of his healthy brother and sister, which was reported last year. In this report we would like to examine the implication of the birth of such healthy younger siblings for the unity of the families by following their developmental processes. The subject seven families are thought to have decided to have another children, whose age are now betwen nine months and twelve years old. We investigated the seven families by questionnaire and interview. And as a result following were suggested. (1) When the family dynamics are to some extent stabilized around the handicapped children, parents are often inclined to have another children. (2) Both parents are eager to activate the atmosphere of their family by having another children. (3) As for the mothers, they tend to identity their maternity by having another children. (4) As for the healthy younger siblings, they enhance their acceptance toward their handicapped siblings when their parents have the atitude not to cast the burder of rearing of the handicapped siblings on them.
- 名古屋大学の論文
著者
-
後藤 秀爾
愛知学泉女子短大
-
村上 英治
椙山女学園大学・前名古屋大学教育学部
-
板倉 由未子
名古屋大学教育学部
-
村上 英治
名古屋大学
-
水谷 真
三重県北勢児童相談所
-
森崎 康宣
愛知県中央児童相談所
-
小谷野 裕美
名古屋大学心理教育相談室
-
後藤 由美子
名古屋大学大学院教育学研究科博士前期課程
-
後藤 秀爾
愛知学泉女子短期大学
-
森崎 康宣
AJUわだち作業所
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