チョーサーのファッション描写について
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概要
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中世後期のイギリスでは人々のファッションに対する関心が高まっていたようである。チョーサー(1343?一1400)は,初期の詩から晩年の作品『カンタベリー物語』特にその「総序」に至るまで,様々な階級,職業の人々(貴族・騎士・聖職者・商人・主婦・尼僧など)のファッション描写を行っている。本稿ではチョーサーの衣装描写やその他種々のファッションに関する描写の特徴とその意義について考察した。
- 宝塚造形芸術大学の論文
- 1993-03-31
著者
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