同語反復文の意味はどのように解釈されるか
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Although a tautological sentence, such as "Business is business","kodomo (children)wa (are) kodomo (children) dearu" does not carry literal information, it normally conveys some meaning. We propose that Japanese tautology is interpreted by applying one or more "principles". One of the principles causes the listener to recognize the existence of the(good or bad) evaluation for the referent of the repeated word in a sentence such as "daiya (diamond) wa (is) daiya (diamond) dearu."Comparing Japanese tautologies with English tautologies, led to the conclusion thatJapanese tautologies are interpreted more context-dependently than English ones, and that tautology has some universal meanings as follows: (1) existence of salient features(especially values) of a noun phrase "A" in "A wa A dearu," (2) the originality of "A" with respect to other categories or another noun phrase "B" in "B wa B, A wa A dearu," i.e., "A is original and different from other categories (or B)," (3) sameness as a member of category "A," i.e., "All As are not different from other As."
- 学術雑誌目次速報データベース由来の論文
著者
関連論文
- 表情の感情価の潜在的検出 : fMRIによる検討(日本基礎心理学会第28回大会,大会発表要旨)
- 人間にとって学習しやすい音楽の一条件(コミュニケーション支援(3),HCGシンポジウム)
- 言語と他の情報表現媒体 : 異なる表現媒体を手がかりとした概念学習の差違に関する一実験
- アイロニーによる非難の対象は反復的言及によって同定されるか
- 習得しやすい音階,習得しにくい音階--音階スキーマの普遍的特性 (ヒューマン情報処理)
- メロディの調を認定する過程の計算モデル
- PG084 要約と記憶再生と重要部分判断 : 中学生による物語文章の読みにおける違い
- 音楽スキーマの学習に関わる生得的要因と経験的要因--調性スキーマ(音階スキーマ)の場合 (ヒューマン情報処理)
- 第二言語の視覚的単語認知の処理パターン : 日本語母語話者と中国語母語話者の比較
- PE2-30 要約と記憶再生と重要部分判断 : 物語文章における違いの検討(教授・学習)
- 非音階音の出現に伴う調知覚の漸進的変化
- 英語単語の読みにおける母語の影響--日本語と中国語の話者の比較
- 歌の記憶における詞と旋律との間の非対称な相互作用 : リズムパターンとピッチパターンの寄与
- 隠喩理解過程の神経基盤 : fMRIによる検討
- PC056 物語文章の要約と重要部分判断との違い : 中学生における記憶再生との関係
- どのように聞き手はメロディを知覚するか : その手がかりとなる特徴の同定(テーマセッション : 実・仮想空間の知覚・認知,「実・仮想空間の知覚・認知」及び一般)
- 瞬間呈示下における表情判断の半球優位性の検討(テーマセッション : 実・仮想空間の知覚・認知,「実・仮想空間の知覚・認知」及び一般)
- 会報 追悼記 戸田正直先生を偲んで[含 略歴,主要業績]
- 歌が詞と旋律の想起を促進する効果(日本基礎心理学会第24回大会,大会発表要旨)
- 音楽知覚の脳内機構:認知心理学からのアプローチ (第9回認知神経科学会) -- (シンポジウム『音と音楽の認知神経学』)
- 調知覚の規定因 : メロディがもつミクロな系列的構造特徴(日本基礎心理学会第22回大会,大会発表要旨)
- 調知覚の手がかり : 「特定の音程の存在」についての検討
- 習得しやすい音階,習得しにくい音階 : 音階スキーマの普遍的特性(マルチモーダル,感性情報処理,一般)
- 心理学における感情研究の歴史と動向(感情のモデルと工学的応用の動向)
- K485 要約と記憶再生と重要部分判断 : 中学生と成人による物語文章の読みにおける違い(口頭セッション80 認知心理学・記憶2)
- 音楽スキーマの学習に関わる生得的要因と経験的要因 : 調性スキーマ(音階スキーマ)の場合(実・仮想空間の知覚・認知,一般)
- 人間の照応解決過程の計算モデル : "即時性"仮説の妥当性の検討を中心に
- 調性スキーマのコネクショニスト・ネットワーク表現について
- メロディの知覚的体制化の過程
- "リズム"認知過程のモデル化 : "メトリカル・ユニット階層化モデル"と"内的クロック生成モデル"の比較と今後の方向性
- 熟達化研究は教育に何を示唆するか(研究委員会企画シンポジウム2)
- 原語から直訳された新奇な隠喩文の即時的な理解
- 数奇な隠喩文の理解を支える方向づけの比喩(井上巽名誉教授記念号)
- 隠喩文の理解のメカニズムと理解時に使われる知識 (沼田久名誉教授記念号)
- 隠喩文の処理過程 : 段階モデルとその認知心理学的妥当性
- 隠喩文の理解しやすさと適切さ :カテゴリー・レベル, 文脈, 慣習性の効果に関する実験
- 漢字想起の自己評価--失語症患者と健常者の比較
- 文章理解における接続詞の働き
- 日本語-英語間の翻訳における誤りの生起--理解段階か,産出段階か
- 大学生の職業選択に及ぼす親の影響の強さ
- 北海道のスキー場選択における判断要因 -Webを利用した実験-
- 顔から年齢を読むのはうまくなるか : 年齢の判断に及ぼす経験の効果
- 同語反復文の意味はどのように解釈されるか
- 人は顔から年齢をどのようにして読み取るのか? : "保母"と"介護福祉士"との比較(戸島熈名誉教授記念号)
- 顔から年齢を読むのは上手になるか? : 年齢の判断に与える経験の効果
- 日本語同語反復文の意味解釈--反復語および文脈の関わり
- 同語反復文の意味はどのように解釈されるか(II) : 日本語の場合を中心にした考察
- 同語反復文の意味はどのように解釈されるか(I) : 英語の場合を中心にした考察
- 修辞表現理解過程における"逸脱"の検出 : 会話の原則に照らした新しい修辞分類の試み
- 英語単語の読みにおける母語の影響──日本語と中国語の話者の比較──
- 漢字の読みを推測するメカニズムのモデル化
- 脳のなかの言語情報処理(第6回社会と情報に関するシンポジウム)
- 「音楽知覚における熟達化とは」(II "熟達化研究は教育に何を示唆するか")
- (23) "心理学は科学だ","心理学はうなぎだ","心理学は心理学だ" : 修辞理解過程についての認知心理学的考察(小講演)
- 音を伝達媒体とした人間の認知活動 : 言語と音楽 (言語音の認知・知覚)
- 北海道のスキー場選択における判断要因--WEBを利用した実験