のり面植栽工法と土砂流出量の関係について(資料)(林学科)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1)のり面植栽工法と流出土砂量および流出水量の関係について, 琉球大学農学部付属農場畜産部の南西斜面(斜面角22∿24度)の泥灰岩土壌ののり面において実験した。2)実験床は対照区と植栽区にわけた。植栽区は被覆度をほゞ14%と等しくし, のり面に筋芝を斜めに植えつけた斜め植栽区と等高線方向と直角に植えつけた縦植栽区および等高線と同一方向に筋芝を植えつけた横植栽区とした。3)その結果, 流出土砂および流出水の抑制の面から最もよい植栽工法は等高線と同一方向に筋芝を植えつける横植栽工法であり, 最も悪いのはのり面を被覆しないでそのまま放置することであった。表面侵食防止には, のり面被覆は重要なことであり, 植生は大切である。
- 琉球大学の論文
- 1974-12-01
著者
関連論文
- 樹幹流の樹種特性と季節変動
- 緑化樹木の樹幹流に及ぼす酸性雨の影響
- 78 海岸砂丘地に侵入したチガヤの生育
- 海岸砂丘地に侵入したチガヤの生育
- 樹幹流下水および樹冠滴下水の塩分量に関する研究
- 海岸防災林における樹幹流下水の塩分量に関する研究
- 亜熱帯広葉樹林地からの流出成分に関する研究 (II) : 樹幹流下水の場合(生産環境学科)
- 亜熱帯広葉樹林地からの流出成分に関する研究 (1) : 沖縄島北部の南明治山の場合(生産環境学科)
- 海岸保全的見地からの沖縄の飛塩に関する研究(林学科)
- 宮古島の神行事と海浜環境の保全に関する研究
- 海岸沿線の構造物と飛来塩分量に関する研究(生産環境学科)
- 沖縄県における林道の切り土のり面の植生に関する調査
- 宮古島の海岸植生について
- 防風ネットの防風防潮効果について(資料)(林学科)
- 沖縄・伊平屋島の米砂丘の植生について
- 沖縄における緑化材料としての在来草種の適性に関する基礎的研究 (I) : 緑化材料として可能性のある在来草種の検討(林学科)
- 海岸付近の空中塩素量に関する研究 (II) : 防風ネットおよび現存防潮林の減風減塩作用(林学科)
- のり面植栽工法と土砂流出量の関係について(資料)(林学科)
- 樹木の葉の重量と葉面積の関係について(林学科)
- 本部半島における崩かい地調査(資料)(林学科)
- 海岸付近の樹木の付着塩分量について II (林学科)
- 海岸付近の空中塩素量に関する研究(林学科)