食品の腐敗に関する研究 I : 市販魚及びカマボコの貯蔵中における腐敗生成物について(家政学科)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
沖縄における冬期の室温(平均気温17℃, 平均湿度82%)と, 30℃恒温貯蔵中におけるアカマチ, サバ, 赤魚及びカマボコの腐敗生成物の経時変化について化学試験と官能検査を行った。pHは比較的弱酸性の状態で腐敗は進行しており, VBNは冬期といえどもカマボコ以外は24hrs.以内で30mg%をこし, 初期腐敗の状態に達していた。特に冷凍魚では解凍後腐敗の進行は早く, 室内放置のサバ及び赤魚, 恒温貯蔵のサバにHmが検出された。官能検査では, においがまず腐敗早期発見の因子となる。しかし化学試験と官能検査の相関はきわめてひくかった。
- 1970-12-01
著者
関連論文
- 沖縄における学童の栄養調査 VII : 伊江島西小学校の学童について(家政学科)
- 沖縄における学童の栄養調査 IV : 学校給食の影響について(家政学科)
- 沖繩における学童の栄養調査 III : 城北小学校の学童について(家政学科)
- 農村の 1 小学校について(沖縄における学童の栄養調査 VI)(家政学科)
- 沖縄における長寿者の食生活と摂取頻度の高い海藻類がラットの脂質および糖代謝に及ぼす影響
- 琉球料理における豚肉部位別の加熱調理による脂質成分の変動について
- 白ネズミの血清および肝臓脂質濃度に及ぼす香片茶の影響
- 白ネズミの血清および肝臓脂質濃度に及ぼす植物性ワックスの影響--カルナバ,木ろうについて
- 完全給食実施前後における栄養摂取状況の比較(沖縄における学童の栄養調査 V)(家政学科)
- 食品の腐敗に関する研究 I : 市販魚及びカマボコの貯蔵中における腐敗生成物について(家政学科)
- 沖縄産薬用植物がシロネズミの血清コレステロ-ルおよび血清トリグリセリド値に及ぼす影響--ヨモギ,ニガナ,アロエについて