ジャイアントタイプギンネムの無施肥栽培による生産性の研究(農学部附属農場)

概要

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ジャイアントタイプギンネムは無肥料でも生産を上げることが他の試験で示唆されたので, 畦間120cm, 刈取り高地上100cmに拡大して, 無肥料による生産性について試験を行った。試験地はアルカリ性泥灰岩土壤で, ギンネムの供用品種はk72aであった。1.試験区は50.4m^2(畦長3.0m, 畦間1.2m, 15畦)の3反復で, 1982年5月29日に播種し, 1984年5月7日から11月26日の間に6回の刈取り調査を行った。2.年間の総生草収量は152.1m^2当り, 約1,470kgで, その中の65.2%は葉部, 残りの34.8%は茎部であった。3.総生草収量の25.9%は乾物で, その中の64.1%は葉部, 35.9%は茎部であった。4.年間で草丈が最もよく生長する時期は6月下旬から7月下旬で, 1日の生長値は3試験区の平均で3.6cmであった。
琉球大学の論文
1988-12-05