一般家庭の一週間の食生活実態調査 : 第一報 朝食の場合
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概要
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1.昭和61年7月11日〜27日の一般家庭のある一週間の朝, 昼, 夕, 間食の献立と使用した食品名を自由記入で調査した。2.調査対象は, 本学食物栄養専攻学生の家庭37, 生涯教育受講生の家庭29, 本学教職員家庭15で, 回収率は54%であった。3.調査対象の家族構成は一世代が13%, 二世代70%, 三世代17%, 調査対象の家族人数は3人〜4人家族が約60%であった。4.朝食の主食形態は, パン主食型が二世代に多く見られ, 米飯主食型とパン+米飯のミックス型は三世代に多くみられた。又主食の形態は一週間ともパン食の家庭が43%で一番多く, 次いで米飯6回, パン食1回の家庭が31%であった。5.朝食に使用された食品数は, 6〜10種類にピークがみられた。主食別にみると, パン主食型では6種, 米飯主食型8種, ミックス型10種類以上が多かった。6.副食を食品群別にみると, 一群では卵の出現率は約50%, 牛乳は約40%であった。二群では, 味噌, 豆腐等が多く, 肉, 魚の使用度は約40%たった。三群は果物が50%近くあったが, 野菜の使用は少なかった。7.使用食品数から主食形態をみると, パン主食型の食品数は少なく, 米飯主食型に食品数が多くみられた。
- 1987-03-20
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