ジョイスティックによるキーボード反応特性の同定
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概要
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心理学実験で反応パネルとしてPCキーボードを用いる場合,そのキーボード反応特性の同定は避けて通れない。そのために過去に提案された方法はPCとは独立に外部測定装置を用いてそれをチェックすることであった。しかし,多種機種の流通と,目まぐるしく変わるモデルチェンジは簡便で正確なチェック方法の開発を必要とする。ここで提案される方法は,PCに測定機能を持たすためにPCクロックの精度をμsecまで高めること,および時間精度の高いサウンド・ボードのMIDIポートに接続されたジョイスティックの活用とから成り立っている。この方法で得られたデータはキーボード・スキャン周期時間と平均キーボード遅延時間について,統計的処理により,確度の高い推定を可能とする。
- 愛知教育大学の論文
- 2002-03-29
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