小学算数計算シミュレータの作成
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概要
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人はどのように計算するのか,そのメカニズムは何かを,シミュレータ作成を通して解明しようとした。人の計算過程はコンピュータとは異なり,計算負荷の軽減の方向で進行する。その為に色々な法則を適応し,工夫をこらすことになる。このシステムの中核は,数式に,交換法則や結合法則などの適応を可能とする「演算符号付き分解表現」を与えることにある。人の計算処理過程は,数式のこの変換表現に対して,連続的に諸法則や心理的負荷軽減の手法を適応する過程であるとみなすことができる。このシステム作成に際して明らかになったことは,小学校の算数の法則は中学校の数学に受け継がれるという平凡であるが,明確な事実を実体験できるということである。
- 愛知教育大学の論文
- 1999-03-29
著者
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