サイトカイニンおよびオーキシンがテッポウユリ・ダリアの出葉形態に及ぼす影響(農学部門)
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概要
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テッポウユリ(Lilium longiflorum Thunb.)およびダリア(Dahlia variabilis Desf.)の未発育のえき芽をつけた1節切片を無菌培養し, カイネチンおよびNAAがえき芽の出葉形態に及ぼす影響を検討したところ以下のような結果を得た。カイネチンは, テッポウユリではえき芽の茎の伸長および抽台時にみられる普通葉の分化を, ダリアでは茎の伸長および複葉の分化をそれぞれ促進した。また, NAAはテッポウユリではりん片葉を, ダリアでは単葉の分化を促した。テッポウユリおよびダリアのいずれの場合も, カイネチンは齢(Age)の進んだ発育段階に認められる葉の分化を, NAAは齢の若い段階に認められる葉の分化を促した。
- 京都府立大学の論文
- 1978-11-30
著者
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