看護の質を高めるコミュニケーション教育の検討 : 講義,学内演習,臨床実習での教育内容の統合を目指して
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概要
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患者との人間関係の形成は看護の質に大きく影響するため,コミュニケーション技術の習得は重要である。私たち基礎看護学教員は講義,学内演習,臨床実習での教育内容の統合を目指し,コミュニケーション教育を行っている。今回,看護学科2年生21人の指導に関わり,私たちの教育の評価として,学生にアンケート調査を行った。対象となった学生21人の調査結果,以下のことが得られた。1)学内で学んだコミュニケーション技法のリフレクションを基礎看護学II期実習で21人中17人が用いていた。2)コミュニケーション技法を用いることで,16人が実習初日よりも実習全体を通して,コミュニケーションがよくとれるようになったと自己評価していた。3)コミュニケーション教育内容の統合においては,教員が意識的に関わり,指導していくことが重要である。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 2002-03-15
著者
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