慣れない環境における姿勢制御
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概要
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本研究は, 航海中の揺れる船上で, 船首および船側に向かって直立した場合, 姿勢をどのようにコントロールさせるかを重心動揺の平均速度, 平均加速度, 移動距離および動揺面積から検討することを目的とした。結果は以下の通りであった。1.船首に向かって直立した場合, 左右動揺の平均速度, 平均加速度, 移動距離の方が, 前後動揺よりも大であった。2.船側に向かって直立した場合, 前後動揺の平均速度, 平均加速度, 移動距離の方が, 左右動揺よりも大であった。3.船首に向かって閉眼条件の下で直立した場合, 重心動揺と船体のピッチングとの間に比較的強い相関関係があった。4.船側に向かって直立した場合, 重心動揺と船体のピッチングとの間に比較的強い相関関係があった。
- 長崎大学の論文
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