若年発症サルコイドーシスとNOD2 : 本邦報告10例の遺伝子解析のまとめ
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概要
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Early-onset sarcoidosis (EOS) is juvenile-onset systemic granulomatosis that mainly affects skin, joints and eyes. Recent discovery of NOD2 mutations in the familial systemic granulomatosis, Blau syndrome, encouraged us to investigate NOD2 mutations in EOS patients reported in Japan. Among 10 cases, heterozygous missense mutations were found in 9 cases; 4 showed R334W that has been typically reported in Blau syndrome, and 5 showed novel H496L, M513T, T605P, N670K, and D382E. All these 6 variants of NOD2 showed increased nuclear factor(NF)-kappaB activity without its ligand, such as muramyl dipeptide. These findings indicate that the majority of EOS cases reported in Japan shows the genetic etiology of NOD2 mutations that cause constitutive NF-kappaB activation.
- 日本炎症・再生医学会の論文
- 2005-05-25
著者
-
岡藤 郁夫
京都大学大学院医学研究科発達小児科学
-
西小森 隆太
京都大学大学院医学研究科発達小児科学
-
神戸 直智
京都大学大学院医学研究科皮膚科学
-
中畑 龍俊
京都大学大学院医学研究科発生発達医学
-
平家 俊男
京都大学大学院医学研究科発達小児科学
-
宮地 良樹
京都大学医学部皮膚科学教室
-
神戸 直智
千葉大学大学院医学研究院皮膚科学
-
藤澤 章弘
天理よろづ相談所病院皮膚科
-
宮地 良樹
京都大学大学院医学研究科皮膚科学
-
藤澤 章弘
京都大学大学院医学研究科皮膚科学
-
宮地 良樹
京都大学 医研究 皮膚病態
-
宮地 良樹
京都大学大学院医学研究科皮膚病態学講座
-
中畑 龍俊
島根県立中央病院 小児科
-
金澤 伸雄
和歌山県立医科大学
-
金澤 伸雄
京都大学大学院医学研究科皮膚科学
-
西小森 隆太
京都大学医学部附属病院発達小児科学
-
平家 俊男
京都大学医学部附属病院発達小児科学
-
Nakahata Tatsutoshi
Center For Ips Cell Research And Application Kyoto University
-
宮地 良樹
京都大
-
宮地 良樹
京都大学大学院医学研究科皮膚生命科学講座 皮膚科学分野
-
平家 俊男
京都大学大学院医学研究科発生発達医学
-
西小森 隆太
京都大学大学院医学研究科発生発達医学講座発達小児科学
-
西小森 隆太
京都大学大学院医学研究科 発達小児科学
-
平家 俊男
京都大学大学院医学研究科 発達小児科学
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