チョコレート中のアフラトキシン分析法の検討
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概要
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チョコレート中のアフラトキシン(アフラトキシンB1, B2, G1, G2;AFs)分析法を確立し、室内再現精度の確認を実施した。チョコレート中のAFsは、アセトニトリル−メタノール−水(60+10+40, v/v/v)で抽出し、イムノアフィニティカラムにより精製後、蛍光検出HPLCにて定量を行った。試料にAFs標準液を0.1および10.0 μg/kgの濃度となるように添加し、日内および日間における繰り返し試験を行った結果、全てのAFsにおける回収率は90−97 %、併行再現性の相対標準偏差は1.7−3.3 %、日間再現性の相対標準偏差は0−4.1 %、異日分析における室内再現性の相対標準偏差に対するHorRatは、全て0.2以内であった。以上の結果から、チョコレート中のAFsは本法により精度良く分析できる事が確認された。
- 2008-01-31
著者
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