鉄粉を用いたフェントン反応によるトリクロロエチレンの分解反応速度
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では鉄粉と過酸化水素を用いたフェントン反応によるTCEの分解反応の反応速度を測定した.その結果,鉄粉を用いたときにはFe(II)を用いた場合と異なり,TCE分解速度は分解初期の導入期を経た後,分解が進むことがわかった.導入期を除くと,反応はTCE濃度に対して1次として解析できた.得られた反応速度定数は,鉄粉濃度に対して1次反応であることがわかった.過酸化水素濃度に対しての反応次数は過酸化水素濃度範囲によって変化することがわかった.また,高濃度の過酸化水素を用いた場合,TCE分解反応の過酸化水素濃度に対する反応次数は負になることがわかった.
- 2008-03-20
著者
-
里川 重夫
成蹊大学理工学部物質生命理工学科
-
松方 正彦
早稲田大学大学院先進理工学研究科
-
小島 紀徳
成蹊大学大学院工学研究科
-
加藤 茂
成蹊大学理工学部物質生命理工学科
-
小島 紀徳
早稲田大学大学院先進理工学研究科
-
小島 紀徳
成蹊大学理工学部物質生命理工学科
-
松方 正彦
早稲田大学 理工学術院
-
田熊 保彦
成蹊大学大学院工学研究科 応用化学専攻プロセスシステム研究室
-
福田 加代子
成蹊大学大学院工学研究科 応用化学専攻プロセスシステム研究室
-
川田 幸平
成蹊大学大学院工学研究科 応用化学専攻プロセスシステム研究室
-
加藤 茂
成蹊大学大学院工学研究科 応用化学専攻プロセスシステム研究室
-
里川 重夫
成蹊大学大学院工学研究科 応用化学専攻プロセスシステム研究室
-
小島 紀徳
成蹊大学
-
加藤 茂
成蹊大学大学院工学研究科
-
小島 紀徳
成践大
-
加藤 茂
成践大
-
福田 加代子
成蹊大学大学院工学研究科
-
里川 重夫
成蹊大学大学院工学研究科
関連論文
- 西豪州乾燥地における植林地選定を目的とした表面流出モデルの開発
- 西オーストラリアの大規模植林と木質バイオマスのエネルギー評価
- 中国のエネルギー需給データに基づく高度経済成長下におけるエネルギーに関する技術移転の役割に関する考察
- 既存設備を用いたプラスチックごみ混合焼却試験時のダイオキシン類等の有害ガス生成挙動 : ―武蔵野市におけるケーススタディ―
- 高度経済成長下における貯蓄と投資の特徴についての考察--日中の比較研究
- 電場触媒反応による低温でのメタンおよびエタノールの水蒸気改質
- 4-7-3 電場アシスト触媒反応による低温メタン水蒸気改質反応(4-7 メタン・DME,Session 4 新エネルギー,研究発表)
- ペロブスカイト型酸化物触媒上におけるエチルベンゼン脱水素
- Catalysis Park 開催報告
- 岩石の風化による二酸化炭素の吸収・固定速度