日本海竹島海山(仮称)のかんらん岩捕獲岩の成因とその意義
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概要
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The Sea of Japan is one of the back-arc basins distributed around the western rim of the Pacific. Nature of the plume for back-arc basin (= BAB) opening is unknown partly because petrological characteristics of the BAB mantle are not well known compared with mid-ocean ridge (= MOR) mantle. Peridotite xenoliths in an alkali basalt dredged from the Takeshima seamount (tentative name), ca. 230 km to the north of Oki islands, are examined to clarify the petrological feature of the Japan-Sea mantle. They are spinel-bearing lherzolite to harzburgite with equigranular to porphyroclastic textures. They can be classified into two types (Type 1 and Type 2 peridotites) in terms of REE (= rare earth elements) patterns of clinopyroxene (= cpx). Type 1 peridotites (Cr# of spinels, 0.4-0.5) are similar to abyssal peridotites in terms of major element chemistry and middle- to heavy-REE concentrations of cpx. The cpx in the former shows slight enrichment of LREE (= light REE), which is apparently due to metasomatism by slab-derived fluids/melts. Type 2 peridotites have high-REE cpx with flat to slightly LREE-enriched patterns, and are quite similar to subcontinental peridotites obtained as xenoliths from China. The southern part of the Sea of Japan was formed by mainly thinning and rifting of the continental lithosphere. Type 2 peridotites are a remnant of the continental lithospheric mantle. Chemical characteristics of BAB basalts and Type 1 peridotites indicate that open-system melting of peridotite affected by a flux from the downgoing slab was involved in the Japan-Sea opening.
- 日本鉱物科学会の論文
- 2007-01-30
著者
-
荒井 章司
金沢大・地球
-
二ノ宮 小満
金沢大学大学院自然科学研究科地球学教室
-
荒井 章司
金沢大学大学院自然科学研究科地球学教室
-
石井 輝秋
東京大学海洋研究所
-
木村 学
東京大学
-
木村 学
東大院・理
-
石井 輝秋
深田地質研究所
-
荒井 章司
金沢大学大学院自然科学研究科
-
荒井 章司
金沢大学理学部地学教室
-
石井 輝秋
Geological Institute Faculty Of Science University Of Tokyo
-
石井 輝秋
東大 海洋研
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