多孔質ガラスにおけるクロム, ニッケルおよびコバルトのイオン交換による吸着
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概要
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クロム,ニッケルおよびコバルトの多孔質ガラスにおける吸着実験を298Kで行った.これらの金属がアンミン錯イオンを含まない交換母液からイオン交換により吸着された.吸着質イオンはこれらの金属のアクアイオンであり,そのほかにクロムの場合はCrOH2+イオンがあると考えられた.クロムは6日間に渡って水酸化反応を起こすため,化学平衡にある交換母液よりも調製直後の非平衡な交換母液からより多く吸着された.クロムはpH 2.7–3.3,またニッケルおよびコバルトはpH 4.0–6.4の領域で吸着され,吸着されるpHの領域が金属の電荷により相違した.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 2003-05-20
著者
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