バイオアッセイを活用する廃棄物最終処分場浸出水の毒性原因物質の推定
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概要
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In order to take an effective countermeasure based on measurements of toxicities by bioassays, information about the possible toxicity controlling chemicals is necessary. In this study, a new method of identifying toxicity-controlling chemicals using bioassay database and actual toxicity data is presented, and its feasibility is examined through its application to on 25 waste landfill leachates as models of environmental water. By comparing two important parameters describing dose-response relationship (the EC50 value and the slope) between the landfill leachate samples and 255 kinds of chemicals, whose bioassay database has been recently organized in Japan, in some samples, we successfully listed possible candidates of toxicity-controlling chemicals as targets for chemical analysis, such as biophenol-A and chlorophenols. Subsequently-performed chemical analyses successfully showed the presence of such chemicals, and the concentration of these chemicals partly explained the observed toxicity of these samples. The new presented methodology is specifically effective in listing possible toxicity-controlling chemicals based on two important parameters of a dose-response relationship, and thereby enables targeted and cost-effective chemical analysis.
- 社団法人 日本水環境学会の論文
- 2003-10-10
著者
-
安原 昭夫
独立行政法人国立環境研究所
-
山田 正人
独立行政法人国立環境研究所
-
井上 雄三
独立行政法人国立環境研究所
-
迫田 章義
東京大学生産技術研究所
-
安原 昭夫
(独)国立環境研究所
-
安原 昭夫
国環研
-
庄司 良
東京工業高等専門学校物質工学科
-
酒井 康行
東京大学生産技術研究所
-
酒井 康行
東京大学 生産技術研究所
-
庄司 良
東京工高専
-
井上 雄三
(独)国立環境研究所
-
酒井 康行
東大 生産技研
-
井上 雄三
国立公衆衛生院
-
安原 昭夫
国立環境研究所
-
毛利 章義
独立行政法人国立環境研究所
-
追田 章義
東京大学 生産技術研究所
-
迫田 章義
東京大
-
安原 昭夫
(社)日本分析化学会ダイオキシン類分析用河川底質標準物質作製小委員会pcb抽出条件検討グループ:独立行政法人国立環境研究所循環型社会形成促進・廃棄物研究センター
-
庄司 良
東京工業高等専門学校
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