「21世紀型スキル」を意図したロボット教育の推進 : SCoPEにおけるロボット教育を取り入れた情報ワークショップの実践
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概要
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21世紀の国際社会で必要な能力について、様々な教育機関が提言しており、とくに教育現場において批判的思考力、問題解決能力、コミュニケーション力、コラボレーション力、創造力等などの育成が叫ばれている。また、それらを育成する基礎となる情報リテラシースキルやICT活用スキルも求められており、教育におけるICT活用の重要性は世界でも共通認識となってきている。今回、奈良女子大学附属中等教育学校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取り組みとして行ったSCoPE(Science Communication Program for Every student)において、「21世紀型スキル」といわれる能力の育成を意識したワークショップを奈良教育大附属中学校と奈良女子大附属中等学校の教員が協働で開催した。火星探査をテーマにして、ハンズオンからはじまり、火星探査機の制御に至るまで、さまざまな能力の育成を意図した取り組みとした。本ワークショップを通して、参加した外国及び日本の生徒たちがロボット製作や制御の活動に積極的に取り組んだ結果、彼らの科学技術の認識、問題解決能力等のスキルアップに繋がった。
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