耳下腺上皮性悪性腫瘍の診断と治療
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Between May 1984 and March 1993,19 patients (male: 14, female: 5 average age 49.8)with malignant parotid gland epithelial tumors were treated in the Department of Otolaryngology. A clinical study of these tumor patients revealed the following:<BR>21% of all parotid gland tumors were malignant epithelial tumors. Most of the malignant parotid gland tumors were diagnosed by present history (rapid growth of tumor), symptom (local pain) and local findings (adhesion, facial palsy and cervical lymph node swelling). Therefore, we must be attentive to such signs on the initial examination of patients with parotid gland tumors.<BR>Total parotidectomy or extensive total parotidectomy was not necessary for all malignant epithelial tumors of parotid gland.<BR>All three patients who had preoperative facial palsy died of distant metastasis and intracranial invasion, although they underwent extensive total parotidectomy, radical neck dissection, postoperative irradiation and chemotherapy.<BR>There were three recurrent cases with i ntracranial invasion. When patients complained of double vision or nausea, we could not find obvious tumors in the surgical field, but Xray CT and MRI examination detected intracranial recurrence. This suggests that we must examine for intracranial invasion periodically with X-ray CT or MRI during the follow up period after therapy. When pathological diagnosis does not reveal the typical type of parotid gland tumor (for example squamous cell carcinoma), we must determine the primary region.
- 耳鼻咽喉科臨床学会の論文
著者
-
森 朗子
獨協医科大学耳鼻咽喉科学教室
-
田中 晃
獨協医科大学耳鼻咽喉科
-
谷垣内 由之
獨協医科大学 耳鼻咽喉科気管食道科学 教室
-
浅井 忠雄
獨協医科大学耳鼻咽喉科学教室
-
吉田 博一
獨協医科大学 医学部 耳鼻咽喉科・気管食道科
-
馬場 廣太郎
獨協医科大学
-
長江 大介
獨協医科大学耳鼻咽喉科学教室
関連論文
- テマトロバンの鼻アレルギー臨床第III相試験 : テルフェナジンとの比較
- 小青竜湯の通年性鼻アレルギーに対する効果-二重盲検比較試験-
- 586 皮内反応におけるグリセリンの影響について : 獨協医大BST学生での皮内テスト調査結果から
- 426 鼻粘膜連続誘発試験
- 609 スギ花粉非飛散期における連続鼻粘膜誘発試験
- 379 当科における鼻アレルギー外来の統計的観察
- 271 若年者のスギ花粉症におけるダニ抗原の関与について
- 61 平成5年のスギ花粉飛散状況
- W73. スギ花粉症患者の検討 : 平成3年と平成4年の比較から
- W71. 小、中、高校生におけるスギ花粉の有病率と感作動態
- 124 スギ花粉症に対する初期療法(抗アレルギー剤の予防効果)についての検討
- 121 平成3年度のスギ花粉症患者の検討
- 52 平成3年度スギ花粉飛散状況
- スギ花粉飛散と発症--関東 (特集:スギ花粉症)
- 23.スギ花粉症に対する舌下免疫療法(一般演題,第33回 獨協医学会)
- スギ花粉症におけるマスク着用効果の客観的評価 (特集 花粉症の病態と治療)
- 鼻副鼻腔サルコイドーシスの2症例
- 5. 第46回日本アレルギー学会シンポジウム「スギ花粉症と過敏性獲得」 : 疫学的、臨床的観察から (14 スギ花粉症と過敏性獲得)
- 179 鼻粘膜連続誘発試験 : 6日間連続誘発の結果
- 中耳放線菌症の一症例
- 高度な顔面変形をきたした鼻腔乳頭腫例
- 反復性髄膜炎をきたした内耳奇形例
- 157 平成7年のスギ花粉飛散状況と発症発現日との関係
- 小児におけるスギ花粉症の感作と発症に関与する因子について
- スギ花粉症の疫学-壬生町のアンケート調査から-
- 鼻茸患者のSurface Basophilic Cellsの研究
- 正常甲状腺機能を有した左顎下部異所性甲状腺の1例
- 耳下腺に異時性発生した喉頭MALTリンパ腫例
- 43. 当科で経験した聴器癌症例(第31回獨協医学会発表抄録集)
- 口腔病変を伴ったクローン病症例
- 口腔病変を合併したクローン病症例
- 喉頭癌術後の高浸透圧性非ケトン性昏睡例
- 11歳小児の舌扁平上皮癌の1例
- 外傷後に見された原発性前頭洞癌例
- Cry j1およびCry j2に対する抗体値とスギ花粉症発症との関連
- スギ花粉症における IgE-Immune Complex の検索
- スギ花粉症有症率の全国分布
- 339 耳鼻咽喉科医を対象としたスギ花粉症の全国疫学調査
- 頬部の線維肉腫例
- 舌根部神経鞘腫の1例
- 両側同時性上顎癌例
- 下咽頭に発生した神経鞘腫例
- 篩骨洞血管腫例
- 難治性口腔咽頭潰瘍138例の臨床像
- 咽頭と前腕部に発生した神経鞘腫例
- スギ花粉症における鼻粘膜誘発及び飛散期の遅発相反応の変化
- 328 通年性鼻アレルギー患者における治療終了時期の検討
- 抗アレルギー剤投与時期と症状経過の検討
- 311 スギ花粉症患者における特異的IgE抗体の推移 : 平成8年と平成9年の比較
- 320 スギ花粉飛散予想の再検討
- 皮膚および粘膜における悪性黒色腫の細胞学的検討 : 自験24症例および報告240症例の検討
- 鼻腔の悪性黒色腫7症例の検討
- 237 栃木県における平成9年のスギ花粉飛散状況 : 観測方法と観測地点による比較検討
- アレルギー性鼻炎の全国疫学調査:全国耳鼻咽喉科医および家族を対象にして
- スギ花粉症に対するジルテック^【○!R】による初期療法の検討
- スギ花粉症に対する塩酸オロパタジンの臨床効果 : 多年次の野外比較試験による速効性の検討
- 顔面神経非保存耳下腺手術例に対する簡易な静的再建術の試み
- スギ花粉症患者に対する鼻粘膜連続誘発における塩酸フェキソフェナジンの効果--二重盲検法による検討
- スギ花粉症に対する舌下嚥下免疫療法の効果
- 396 ダーラム型花粉捕集器とリアルタイム花粉モニター(KH-3000)の3年間の比較
- 344 ネーザルサンプラーを用いたマスク効果の検討2 : 3種類のマスクの比較
- 343 野外曝露試験におけるスギ花粉症患者の症状と抗ヒスタミン薬の臨床効果の検討
- 診断に苦慮した側頭骨巨細胞性病変の1例
- 152 スギ花粉症患者に対する鼻粘膜連続抗原誘発試験における塩酸フェキソフェナジンの効果
- 花粉症の薬物療法 (特別企画 花粉症)
- 野外比較試験によるスギ花粉症に対するロラタジンの臨床効果
- ダーラム型花粉捕集器とリアルタイム花粉モニター(KH-3000)の比較
- スギ花粉症に対するペプチド免疫療法の現状と将来展望(シンポジウム6 アレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎治療の現況と将来)
- スギ花粉症に対する舌下・嚥下免疫療法の有用性
- 211スギ花粉症に対するペミロラストカリウムの有効性の検討
- 386 スギ花粉症に対する標準化エキスによるクラスター減感作療法(JC-CIT)の効果
- 269 平成14年のスギ花粉飛散状況 : リアルタイム花粉モニターの結果を交えて
- 野外比較試験によるスギ花粉症に対するエバスチンの臨床効果
- マクロライド療法 : 文献に基づいた適応例選択基準
- 5 脂質メディエーター拮抗剤 : 鼻アレルギーの病態と治療から(アレルギー性鼻炎, 花粉症の病態と治療 : 最近の進歩)
- 94 スギ花粉症に対する塩酸フェキソフェナジンの臨床効果 : 野外比較試験による即効性の検討
- 93 スギ花粉症に対するラマトロバンの効果
- 87 栃木県内多施設でのスギ花粉観測に基づくスギ花粉飛散状況の検討
- 244 栃木県内4ヵ所におけるスギ花粉症患者の症状発現日の検討
- W119 スギ花粉症における鼻粘膜連続誘発による非特異的反応の検討
- スギ花粉抗原量と鼻粘膜反応
- 3 スギ花粉症の初期療法 (1:アレルギー性鼻炎の最新治療 : 乳児から老人まで)
- 563 ELISPOT ASSAYを用いたスギ花粉抗原による末梢血単核球のサイトカイン産生について
- 上部消化管内視鏡検査施行後に生じた深頸部膿瘍の1例
- 耳下腺再発良性腫瘍の臨床
- スギ花粉飛散数と症状との関係 : 臨床的観察並びに連続誘発による検討
- 顎下型ガマ腫の治療
- スギ花粉症に対する舌下・嚥下免疫療法の有用性 : パイロット試験と野外曝露比較試験による検討
- 中耳放線菌症の一症例
- 頭頸部扁平上皮癌細胞のMHCクラスI分子上からの腫瘍特異性抗原の抽出 : セファロースゲルカラムによる分離
- ELISPOT ASSAY によるCTLの precursor frequency の測定
- Primary Frontal Sinus Carcinoma Found after Injury. A Case Report.
- 呼吸困難を主訴とした上大静脈症候群の1症例
- 外耳道ハエ幼虫症の2症例
- 鼻中隔膿瘍の4症例
- 鼻腔腫瘍32例の検討
- 耳下腺上皮性悪性腫瘍の診断と治療
- 当科における末梢性顔面神経麻痺の統計的観察
- 咽頭後壁より発生した軟骨腫の1症例