Baekeland-Benderの仮説:合成樹脂化学史ノート(第28報)
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概要
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本報では1925年のL. H. Baekeland と H. L. Benderの論文 "Phenol Resins and Resinoids" を紹介する。第1章では両著者の略歴を述べ, Baekelandの初期の論文2編 (1909年) を簡単に紹介した。この長大な論文は43の小題目に分かれているので第2章に前文の25題目を, 第3章に実験関係の18題目を抄録した。第4章でこの有名だがわかり難い仮説を簡単に解説し, フェノール樹脂化学に関係ある問題の2, 3に触れる。最後に原報のBibliography全部 (文献数67) を掲載してある。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文
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