副甲状腺の器官培養
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概要
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ラット副甲状腺を無菌的に除去し, 37℃で2時間から96時間培養した所, 培養液中にradioimmunoassayで検定しうる副甲状腺ホルモン活性をみとめた.培養液中のカルシウム又はマグネシウム濃度を減少させると副甲状腺ホルモン様活性の培養液中への放出は増加し, 逆にこれらのイオン濃度を増加させると放出は減少した.又dibutyryl cyclic AMP及びnorepinephrineはホルモンの培養液中への放出を促進pilocarpineはこれを抑制する.
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